1998-03-20 第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
湾岸戦争の最終報告書によりますと、あの湾岸戦争では、多国籍軍がイラク機四十二機を撃墜しましたが、AWACSは、イラク機の動きをすべて監視下に置き、味方の爆撃部隊に対して警告を発し、戦闘機に攻撃指示を出しました。このAWACSの指示によって、味方の戦闘機は、敵目標を視認することなく、レーダー誘導のミサイルで遠距離から攻撃ができました。
湾岸戦争の最終報告書によりますと、あの湾岸戦争では、多国籍軍がイラク機四十二機を撃墜しましたが、AWACSは、イラク機の動きをすべて監視下に置き、味方の爆撃部隊に対して警告を発し、戦闘機に攻撃指示を出しました。このAWACSの指示によって、味方の戦闘機は、敵目標を視認することなく、レーダー誘導のミサイルで遠距離から攻撃ができました。
イラク機の撃墜された大半は長射程ミサイルによるものだと、これはAWACSによって遠く離れた目標がイラク機と識別できるということを示しているという報告もあります。 この中間報告で言う情報交換、情報の提供、これは日本に四機導入することになっておりますAWACSの参加も含まれているのでしょうか。
例えば、イラク機がバグダッドまで食糧を運ぶためにイエメンの首都サヌアを経由し、また海上封鎖のためイラク港へ寄港を断念したイラク船がイエメンのアデン港で食糧の荷揚げをしたとか、あるい はギリシャ船が国連決議に反してイラク原油を積み出した、こういう報道があるわけなんです。
先般、ペルシャ湾でアメリカの軍艦がイラク機に攻撃される事件がありましたが、きのうの新聞を読んでおりますと、あれも何か日本が悪いというようなことが書いてありますね。
しかるところ、第三回目でございますけれども、現地時間の十月十二日午前九時五十分ごろでございますけれども、機数不明のイラク機が再びサイトに飛来いたしまして、修理工場及び苛性ソーダプラントを中心に八発、これは爆弾かロケットか不明、が撃ち込まれたわけでございます。一部不発であったようでございます。被害等の詳細は実は不明でございます。